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廃兵院工房

おふらんすなど

「イッター城の戦い」映画化について

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 第二次大戦においてアメリカ軍とドイツ軍が共闘した奇妙な戦闘、イッター城の戦いを題材とした「The Last Battle」の映画化が進行しつつある。昨年初頭に原作の著者がフェイスブックで映画化を報告し、海外映画情報サイトで少し触れられたきり全く音沙汰がないのでどうなったものかと心配していたが、ようやく着手され始めたらしい。今年1月に入って続報が報じられている。

 当初は2017年米国公開の予定だったが、2018年に先延ばしになった。制作会社はStudioCanal。微妙な方の潜水艦映画「U-571」を作った会社らしく、やや不安に襲われる。監督はPeter Landesman。昨年公開された「コンカッション」の監督であり、過去には金獅子賞を受賞している。まだ配役さえ発表されていないので、本当に完成まで辿り着けるのかどうか不明だが、日本公開も待ち望みたいところ。

 ところで一つ気になるのが舞台設定をどうするのかである。イッター城自体は現存しているが、現在は個人所有であるし所有者家族が自宅として利用しているため、とても撮影には利用できないと思われる。となると他の適当な城で代用するつもりなんだろうか。ともあれ、ガムランレイノーがドイツ製短機関銃を振りまわす描写をスクリーンで観られる日を期待期待。

 個人的な話で恐縮だが、昨年夏にイッター村を訪れ、イッター城の城主氏と話す機会があった。城主氏経由で貴重な写真も手に入れることが出来た。その辺の話をまとめて、どこかで頒布したいなぁなどと思っている。

 

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 ※昨年末に落札したイッター城を象ったメダル。1960年代頃、城がホテルとして運営されていた時代に結婚式が行われていたらしく、その際配布されたものではないかと推測。こういう記念品はオーストリアでは割とある文化なんだろうか。偶然だが私が初めてイッター村を訪れた日も、ちょうど城近くの教会で結婚式が行われていた。村民総出で祝うので、非常に活気に満ちた光景だった。